「ケーキ屋を開業するのに厨房機器っていくらかかるの?」
「中古と新品、どっちがいい?」
これからパティスリー開業を考えている人が一番気になるのが、厨房機器の費用だと思います。
我が家の場合、開業時に導入した厨房機器の総額は約500万円でした。
さらに開業後、追加設備などで約100万円ほどかかっています。
この記事では、実際にケーキ屋を開業した経験をもとに
- 厨房機器のリアルな導入リスト
- 高額設備トップ3
- 新品を選んだ理由
- リースを使わなかった理由
などをすべて公開します。
■ ケーキ屋開業時の厨房機器費用は約500万円
まず、我が家の厨房機器費用のまとめです。
- 厨房機器合計:約540万円
- 搬入・設置費:約40万円
- 値引き:▲約80万円
最終的な総額は
約500万円(税込)
厨房機器はタニコーでまとめて購入しました。
■ 厨房機器の導入リスト(実際の設備)
開業時に導入した主な厨房機器はこちらです。
縦型冷凍冷蔵庫
- 容量:1294L
- 価格:約52万円
仕込み量を考えて、1200L超えの大型サイズにしました。
ケーキ屋はとにかく冷蔵・冷凍スペースが必要です。
コールドテーブル冷蔵庫
- 容量:251L
- 価格:約28万円
作業台と冷蔵庫が一体になっているタイプ。
作業効率がかなり上がるので、これは必須設備だと思います。
ブラストチラー
- 容量:173L
- 価格:約167万円
急速冷却・急速冷凍ができる機械です。
ケーキの品質を安定させるために導入しました。
これが厨房機器の中で一番高かった設備です。
冷蔵ショーケース
- 容量:195L
- 価格:約146万円
ショーケースは低温高湿タイプ。
ケーキは乾燥すると一気に品質が落ちるので、普通のショーケースに比べて価格は上がりますが、この部分にはしっかりお金をかけました。
自動食器洗浄機
- 価格:約61万円
開業前は「いらないかな?」とも思っていました。
でも、導入して正解でした。
営業しながら手洗いしていたら絶対に回らなかったと思います。
その他の設備
- 製氷機:約26万円
- キッチンエイドミキサー:約10万円
- 冷凍ストッカー:約5万円
- 一槽シンク:約5万円
- 作業台・棚など:約35万円
細かい設備を合わせると、厨房機器は意外と金額が積み上がります。
■ 厨房機器の高額トップ3
我が家の厨房機器で特に高かった設備はこちらです。
- ブラストチラー:約167万円
- 冷蔵ショーケース:約146万円
- 自動食器洗浄機:約61万円
ブラストチラーと冷蔵ショーケースはかなり高額ですが、
でもこれは単なる出費ではなく、作業効率と品質を両立させるための投資だと思っています。
■ 厨房機器を新品で買った理由
厨房機器は中古という選択肢もあります。
実際、中古にすれば100万円くらいは安くできたと思います。
半額くらいになるなら中古でも良かったかなと思いますが、100万しか変わらないならと我が家は新品を選びました。
理由はシンプルです。
- アフターサービスがある
- 寿命が長い
- 故障リスクが低い
開業直後に機械が壊れると、営業が止まります。
そのリスクを考えると、最初の100万円をケチらない方がいいと思いました。
■ リースを使わなかった理由
厨房機器はリース契約にするお店も多いです。
ただ、個人的には
長い目で見るとコスパが悪い
と感じました。
リースは月々の支払いが楽になる反面、トータルではかなり高くなります。
そのため、我が家は一括購入にしました。
■ 開業後に追加でかかった設備費
開業後も設備は少しずつ増えました。
- 卓上ミキサーのサイズアップ
- 作業棚の追加
- 収納設備
合計すると約100万円くらい。
お店をやりながら「これ必要だったな」と気づくものは必ず出てきます。
■ 一番良かった設備:大きい一槽シンク
これは意外かもしれませんが、
一番買って良かった設備は大きい一槽シンクです。
業者さんには二槽シンクをすすめられました。
でも一番大きい一槽シンクを選びました。
結果、大正解。
ケーキ屋は大きいボウルや天板を洗うので、シンクが広い方が圧倒的に作業しやすいです。
もし二槽にしていたら、洗い物がかなり大変だったと思います。
■ 逆に失敗だったかもしれない設備
逆に「別でも良かったかも」と思う設備もあります。
それは保冷剤用の冷凍ストッカー。
これは業務用を買いましたが、
普通に家電量販店の小型冷凍庫でも良かったかもしれません。
こういうところでコスト調整はできると思います。
■ まとめ|厨房機器は節約と投資のバランス
ケーキ屋開業の厨房機器費用は、我が家の場合
約500万円
でした。
ただし、すべてを安くするのが正解とは限りません。
品質や作業効率に直結する設備には、ある程度お金をかける必要があります。
逆に、代替できる設備は節約する。
このバランスが大事だと感じました。
これからケーキ屋開業を考えている方の参考になれば嬉しいです。



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