せっかく資格を取ったのに衛生士になってみて、自分が向いてないと気付いたら衛生士を辞めるか、続けるか悩みますよね
結局、職場の悩みってほとんど人間関係なんですよね
人間関係が悪い職場にいるとプライベートまで悪影響を及ぼすからさっさと辞めた方が良いって知ってました?
嫌な職場のために自分のプライベート犠牲にしたくないですよね
私も衛生士を辞めたくて悩んでいた時期があったんですけど、転職して医院を変えたらみんないい人でなんとか続けることができました
7年目の今でも歯科衛生士の仕事は向いてないと思うし、好きじゃないけどお金のためだと割り切って頑張れてる
向いていないと悩んでいるなら、一度職場を変えてみてはいかがでしょうか?
衛生士に向いてない人の特徴
- 自分に自信がない
- 不器用
- 左利き
- コミュニケーションが苦手
- 説明するのが下手
- アシストが下手
- 優先順位が分からない
- 潔癖
- 血を見るのが苦手
自分に自信がない
自己肯定感が低いのが原因で、自分に自信が持てない人がいます
実際には普通に仕事ができていて、周りからも評価もされていることが多いです
このタイプは衛生士以外の仕事に就いても、常に自信がないので自己肯定感を高める必要があります
自己肯定感の高め方の本はたくさん出ています
不器用
衛生士は手先の器用さが必要です
細かい作業が苦手な方は衛生士に向いていないでしょう
これに関しては練習あるのみ
人よりも不器用だと思っているのなら人の倍は練習しましょう
新卒が入ってくると、自分も少しは上達してるんだなと実感できます
左利き
ユニットが右利き用にできているから
左利きは不利です
元々器用な左利きは良いですが、不器用な左利きはさらにハンディキャップを背負うことになります
私は不器用な左利きなのでスケーリングは左手でやるし、排唾管は必須
最初の医院は右手で慣れろと言われましたが、左を使っていいよと言ってくれる医院もあるので、そっちの方が働きやすいです
コミュニケーションが苦手
衛生士はコミュニケーション能力が必要です
衛生士になる前、患者さんはずっと口を開けているので会話はほとんどしないと思っていませんでしたか?
私もそうでした
実際はPの説明やTBIで患者さんとコミュニケーションをとらないといけません
人とのコミュニケーションが苦手な方は衛生士に向いていないでしょう
コミュニケーションはスキルなので、後から身に付けることも可能です
説明するのが下手
なぜ歯を大切にしないといけないのか、患者さんに説明する必要があります
説明が上手い人だと患者さんとの信頼関係の構築ができます
P検やスケーリングの前に、しっかり説明ができていると患者さんも納得しますが、きちんとした説明がなく痛みや出血があると、衛生士への不信感につながります
自分なりのテンプレを作ってイメージトレーニングをすれば、ある程度すらすら言葉が出てくるようになるのでテンプレ化しましょう
怖そう、気難しそうな患者さんを前にすると頭が真っ白になりますけどね(笑)
アシストが下手
先生によってやり方や好きな器具が違うので覚えるのが大変
ひとつの医院で長く勤めていれば先生の好みを分かってきますが、最初から全てを把握できるわけではありません
先生が怖いと特にアシストの時に気を遣いますよね
怖い先生のアシストにつきたくない。という理由で衛生士を辞めたいと思っている方も多いのではないでしょうか
世の中には優しいドクターもたくさんいます
優先順位が分からない
忙しい医院では特に優先順位を考えて行動しなければなりません
患者さんを通す順番は?
今石膏注いで大丈夫?
スケーリングとアシストどっちに入るべき?
など、自分で考えて行動する必要があります
言われたことしかできない人は衛生士に向いていません
医院によって優先することが変わるので、院長やお局様が何を優先してるかを良く観察してください
優先順位がわからなくて困っている人は、周りを見ていないことが多いので、仕事ができる人の動きに注目して真似すると良いです
潔癖
潔癖な人にもキツイ仕事ですよね
PC良好の患者さんならまだしも、何日も歯磨きしていないような患者さんが来ると震えます
スピットンなんかも触りたくない…
だんだん慣れてくればいいのですが、極度の潔癖の方は衛生士は無理かもしれません
血を見るのが苦手
これも衛生士には致命的と言えるでしょう
思っていたよりもPの人のスケーリングは血まみれになります
血が苦手な方は矯正歯科や訪問歯科など観血処置の少ない職場を探してみる方法もあります
衛生士に向いていなくても続けることは可能
私は上記の特徴に6個当てはまるほど衛生士に向いていません
左利きで不器用だし人とのコミュニケーションも嫌い
でも、衛生士としてやってこれたのは良い職場に出会えたからです
どの職業でもそうですが、職場の人間関係というのはとても大切
職場に親友と呼べる人間がいるだけで仕事へのモチベーションが7倍もアップするという研究結果があるほど
衛生士は常に不足しています
新卒や2年目など転職に不安を感じるかもしれませんが、よっぽどのことがない限り衛生士が面接で落とされることはありません
今仕事が辛くて悩んでいる方は、衛生士に向いていないのではなく、職場の人間関係が悪いだけということも考えられます
どんどん転職をして、自分に合った歯科医院を見つけるべきです!
思い切って衛生士を辞める
いくつか歯科医院を経験して、それでも衛生士を辞めたい場合は、思い切って違う職種で働いてみるのもアリだと思います
一度衛生士を辞めても、また戻れるのが有資格者の特権
他の職業と比べてやっぱり衛生士がいいと思ったら戻ってくればいいんです
まとめ
衛生士に向いてなくても、優しいスタッフに囲まれて、長くやっていればどうにかなることも多いです
今辞めたいと悩んでいるなら、違う医院に転職して環境を変えてみてはいかがでしょうか
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