生後10ヶ月になると、赤ちゃんの動きはますます活発になり、表情やしぐさにも個性があらわれてきます。ママやパパの声に反応したり、自分の気持ちを表現したり、赤ちゃんとのやりとりがさらに楽しくなる時期です。
今回は、生後10ヶ月の赤ちゃんの特徴と育児で気をつけたいポイントをご紹介します。
生後10ヶ月の赤ちゃんの特徴
つかまり立ち・伝い歩きがスタート!
多くの赤ちゃんがつかまり立ちや伝い歩きをするようになります。まだ不安定なので、倒れても危なくないような安全対策が必要です。
手先が器用に!指先を使った遊びが増える
親指と人差し指で小さなものをつまめるようになり、細かい動きが得意になってきます。型はめブロックや布絵本など、指先を使うおもちゃがおすすめです。
言葉の理解がすすむ
「パパ」「ママ」「バイバイ」など簡単な言葉を理解し、反応するようになります。まだ話せなくても、意味がわかってきているサインです。
自我の芽生え
自分でやりたい気持ちが強くなってきます。その分、思い通りにいかないとぐずったり怒ったりすることも。赤ちゃんの気持ちを受け止めながら、優しく対応してあげましょう。
育児の注意点
安全面の見直しを
つかまり立ちや伝い歩きを始めると、家具の角やコンセント、階段などが危険になります。転倒してもケガをしにくいように、部屋の中を赤ちゃん仕様に整えましょう。
食事は手づかみ食べの時期
離乳食は「後期」から「完了期」へ向かう時期。手づかみで食べたがる子も多くなります。汚れるのは当たり前、と割り切って、楽しく食べる経験を大切にしてあげましょう。
生活リズムを整える
夜まとまって眠れる子が増えてきます。朝は同じ時間に起こし、夜は同じ時間に寝かせることで、生活リズムが安定してきます。昼寝は1日2回が目安です。
感情の発達をサポート
好き・嫌い・怖いなど、感情の表現が豊かになる時期です。たくさん話しかけたり、抱っこして安心させてあげたり、赤ちゃんの気持ちに寄り添う関わり方を意識しましょう。
最後に
生後10ヶ月の赤ちゃんは、まさに“動きたい・伝えたい・関わりたい”が育ってくる時期。大変さもありますが、そのぶん毎日の成長がとてもまぶしく感じられますよね。
転倒や誤飲などの事故に注意しつつ、赤ちゃんの「できた!」を一緒に喜びながら、楽しい毎日を過ごしていきましょう♪
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